Nikon D750を購入したという話

攻めよ、表現者

えー、突然ですが、Nikon D750を買ってしまいました。
今回は、このカメラを買うまでの思考のプロセスを記録しておきたいと思います。

これまで使用していたカメラ

これまで、ソニーのα65を使用していました。
α65はAPS-Cのセンサーサイズとなりますが、
一般的によく言われるフルサイズ機への憧れ、といったものはありませんでした。
むしろ、競馬場で写真を撮りたい自分には、APS-C機のほうがよいと考えていました。
望遠側の焦点距離が1.5倍になり、AF機能に強いとされるAPS-C機のほうが、
遠い場所で走っている馬を撮影するには多くのメリットがあるからです。

どちらかと言うと、α65購入時から同じAPS-C機のα77シリーズへの憧れはありました。
特にα77Ⅱが発売された時、そのAFの機能向上には大きな魅力を感じていました。
ただそれがカメラ買い替えの決定的な動機にはならず、そのままα65を使っていました。

誰もが陥るレンズ欲しい・・・

どちらかと言えば、少し前からの欲求の対象はレンズのほうでした。
α65で使っていたレンズは下記の通りです。

ソニー  DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM
ソニー  DT 55-200mm F4-5.6 SAM
ソニー  DT 35mm F1.8 SAM
ミノルタ AF ZOOM 28-80mm F3.5-5.6 II
ミノルタ AF ZOOM 75-300mm F4.5-5.6 II
タムロン SP AF17-50mm F/2.8 XR Di II LD Aspherical [IF]

安いものばかりですねw
競馬場などで必要な望遠300mmで使えるレンズが、
ミノルタのAF ZOOM 75-300mm F4.5-5.6 IIしかなく、
さすがに古い設計のこのレンズは買い替えようかと検討をしていました。

そこで候補にあげていたのが、下記のレンズでした。

タムロン SP 70-300mm F/4-5.6 Di USD (Model A005)
ソニー  70-300mm F4.5-5.6 G SSM SAL70300G
     70-300mm F4.5-5.6 G SSM II SAL70300G2

ソニーの70-300Gは中古しかものがなく、70-300GⅡはさすがにお高い。
タムロンのA005はなかなか評判も良く、これを買おうかと思っておりました。

フルサイズ欲しい・・・

あれこれ悩んでいるうちに、ちょっとした臨時収入が入りまして・・・
途端にカメラの買い替えも視野に入ってきました。

初めはα77Ⅱを検討していたのですが、
最近は暗所での撮影が必要になっており、高感度耐性に強いカメラが欲しくなりました。

というのも、現在1歳になる息子がおり、
室内で写真を撮る機会が断然増えました。
室内での撮影時は、部屋の電気をつけても意外と暗く、
最近動き出した子供をブレなく撮影するには、結構なISO感度が必要になります。
α65では、ISOを1600くらいにした時点で既にノイズが気になっていて、
もう少し高感度に強いカメラが欲しいと思っていたところでした。

高感度耐性と言うとAPS-C機ではやはり限界があり、
フルサイズ機の検討に舵切りを行いました。

SONYのカメラの検討

まずは同じAマウントのフルサイズ機、α99を検討しました。

α99

結構前の機種ですが、やはりフラグシップ機、お高い。
そしてα65と同じAマウントといえども、私の持っているレンズラインナップはほぼAPS-C機専用。
レンズを新たに揃えるとなると、マウント変更とあまり変わらないのではないか、
ということで、違うマウントの機種も見始めました。

初めに検討したのは、同じSONYのα7Ⅱでした。

α7シリーズは、α7の発売当初のキャッチコピーが印象的で、
ずっと欲しいなぁと思っていたカメラでした。

誰も作らなかったカメラ

α7Ⅱからはボディ内手振れ補正があり、ますます魅力的なカメラになっています。
ただ、レンズが高級路線に走っており、レンズを増やしていくのは少し難航しそうです。
また、望遠側の画角(300mm)をカバーするレンズがなく、
そうなると、Aマウントレンズをアダプタ介して使用することが多くなりそう・・・

さすがに常にアダプタを使用したレンズ運用は厳しいと思い断念。

そこで、昔CP+で触ったNikonのDfを思い出しました。

Nikon Dfを検討し始める

Df

メカスイッチの作りがたまりません。
調査してみると、高感度にも強いと評判が。
当時は漠然と「いいなー」と思っていただけなのですが、
実際に販売店へ行って操作感などを試してみました。

ただ、そこで感じたのは、メカスイッチでの操作やりづらさ・・・
というのも、各スイッチにはストッパーがあるのですが、
それを解除する操作が結構手間だったのです。
各ダイアル操作時をひとつひとつ試してみましたが、
ダイアルのストッパーを解除する度にカメラを持ち直す必要がありました。
じっくり写真を撮る時にはいいけど、私のようなよく動く子供を撮りたい場合に、
子供の動きに臨機応変に対応するのは難しい・・・

Dfをいろいろと調査していた際に、
同じく高感度に強い機種として、NikonのD750が比較対象によく挙げられていました。
そこで、次の候補としてD750に興味を持ち、検討を始めました。

Nikon D750の検討と購入

高感度に強く、更にAFが強化されており、暗所にも強い。
Wifiを搭載しており、すぐに写真を共有できるなど便利な機能も搭載しており、
販売店にも行って試してみたり、D610やD810、またCANONのフルサイズ機種との比較もしてみましたが、
やはり、私の使用方法にベトスマッチなのはD750だと感じ、遂に購入しました!

D750

レンズの検討

Fマウントレンズ

ニコン  AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
タムロン SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD
タムロン SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1

D750購入時に、レンズキットにしたので、小三元の24-120mmをゲットしました。
標準ズーム域はこれで十分。望遠端120mmというのも地味に便利で気に入っています。

ただ、これでは望遠側がさすがに足りないので、
望遠レンズとして、以前から検討していたタムロンのA005を購入しました。
このレンズは、以前から検討していたレンズだったのですんなり決まりました。
これで大体の画角はカバーできます。

また、マクロレンズが一本欲しかったので、タムロンの90mmマクロ(通称タムキュー)も購入。
しばらくはこのレンズラインナップで運用できそうです。

D750を買ってみて

結果的にフルサイズのカメラと、通常使用する画角をカバーするレンズを手に入れ、
満足度の高い買い物ができました。
α65購入時にはα77系に後ろ髪引かれることも多かったのですが、
今回は目的と目指すべき姿がはっきりしていたため、後悔ない買い物ができました。
これから、D750とともにカメラライフを楽しんでいこうと思います!

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