更新頻度が少し上がっています。
忘れかけていた競馬への情熱を、２週連続の東京開催出撃によって少し取り戻しました。
そう、先週も東京競馬場に参戦していたのです。
２週連続の競馬場参戦
東京競馬場へ行ったのはマイルCS当日の日曜日、
前日雨降ったなぁ、ということは先週と似たような馬場かなぁとか考え、
エンドスウィープ系の種牡馬で攻めて馬券は見事撃沈、
マイルCSも今年こその◎フィエロで見事に轟沈したわけですが、
写真はまぁまぁ撮れました。
感じたギャップ
で、下級条件も含め、馬柱をまじまじと見る機会が２週続いたわけですが、
そこで発生したのが血統に関する知識が追い付いていないというギャップ。
少し離れているだけで、もうジェネレーションギャップ並みの乖離が発生するのが昨今の競馬界なわけですが、
私もご多聞に漏れず、もうパッと血統表が出てこない馬たちのオンパレードになっていたのであります。
で、多少は真面目に勉強しなおしたほうがよさそうと、
今週末で今年の開催が終わってしまう東京競馬場で狙える種牡馬の特徴なんぞを調べていたのです。
ダートで狙えそうな馬は・・・と調べていると、やはり勝ち星上位は、
クロフネ、ゴールドアリュール、キングカメハメハ、シンボリクリスエス、フレンチデピュティと、お馴染みの血統が顔を並べます。
クロフネは東京より中山向きではなかったか？と思い、少し調べたりして淡い記憶の裏付けを行っていましたが、
そんな中、東京ダートで回収率が良い種牡馬で気になった馬がいました。
それがパイロです。
パイロ産駒の調査開始
パイロ産駒の東京ダートの勝率は9.0%、複勝率は14.2%と突出して良い成績というわけではないのですが、
単回収率は119%、複回収率は80%とまずまず。
気になった点は同じPulpit産駒のTapitがものすごい数値をたたき出していたこと。
勝率25.9%、複勝率37.0%、単回収率138%、複回収率112%と、これはすごい。
Tapit産駒は〇外となりますが、やはり〇外はある程度見込まれて輸入されてくる分、回収率が高いのでしょうか。
パイロ、Tapitと同じSeattle Slew系の系統といえば、
「新潟ダート1800mでは黙って買っとけ」という格言を勝手に持っているシニスターミニスターがいますが、
こちらは東京ダートでは勝率7.3%、複勝率17.6%、単回収率82%、複回収率124%となっており、
複回収率は優秀でヒモ向きという結果でした。
Tapit産駒が気になってきた件
さて、本題のパイロよりもTapit産駒が気になってきて少し調べてみましたが、
東京に比べ、中山への出走数が少ないという特徴があります。
ダートのみでいうと、東京ダートは過去10年で81走しているにも関わらず、
中山には12走しかしていません。
なかでも定番の中山ダート1800mは6走して馬券圏内0という結果になっていて、
調教師は東京しか走らないということを知っているのでしょうか。
関西の厩舎の馬なら、東京しか走らせないというのは何となく納得ですが、
関東厩舎の場合はそうも言ってられないはず、ということで少し各馬の戦績を見てみましたが、
斎藤誠厩舎のシュミットの調査をしていたとき、あることに気が付きました。
シュミットは中山のレースに出走したことがありません。
まぁ、もともとは勇退した関西の松田博厩舎の馬でしたのでそれも頷けるのですが、
この調査をしている際に斎藤誠厩舎の過去を含めた管理馬リストを見て、おや、と思った馬がいました。
その馬がビッグスワンでした。
ビッグスワンの血統
何が気になったかというとこの馬、
父がナリタトップロードで母父がナリタブライアンという何とも言えない血統の持ち主でした。
いやぁ、オールドファンにはたまらない血統ですね。
万葉S、阪神大賞典とオープンまでいかずとも、嵐山S（もうない）に出てたら買いたい。
ビッグスワン自身はダートで３勝をあげ、すでに引退してしまったようです。
他にも同じ配合の馬はいるのかなと調査したところ、
バイモとグリーンカラーという２頭が存在しましたが、ともに勝ち星はあげられなかったようです。
残念。
オールドファン歓喜の血統を大切に・・・
なんだかしみじみとしてしまいましたが、
現在のサンデー系最盛の時代に、他の系統の産駒も頑張ってほしいと感じた出来事でした。
少しでも零細と言われる血統のサイアーラインが繋がっていくよう、今後も応援したいと思います。
あ、本来の調査内容だったパイロの調査ですが、引き続き継続予定です。
東京に比べて多少数字は落ちますが、
中山でも（特に1200mの）成績は良いみたいなので、東京開催が終わっても狙ってみる予定です。
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