前回のブログ記事に書きましたが、最近、新しいPCの購入で迷ってました。
結果的に、iMAC 27インチを購入してしまったので、その思考回路を残しておきます。
ちなみに、私はApple信者でもなんでもありません。 携帯は昔2台持ち時代にiPhoneを使っていたことがありますが、 メイン携帯は常にAndroidですし、MACも使ったことがありません。 タブレットもAndroidばかり使っていましたが、昨年iPad miniを初めて購入しています。 これは「そこそこのタブレット欲しいなぁ」というニーズに対して、 条件を満たしていたのがiPadだっただけで、 「iOSも最近触ってないし、久々に買ってみるか」という安易な考えのもと購入しています。
今回の購入の際にはいろいろと他のブログも参考にさせていただきましたが、 私はApple製品は初心者レベルなので、 MAC OSはここがいい!みたいな内容は現時点では全く分からない状況です。
じゃあなんでMAC買ったの?という話。
検討した内容
今回、メインPCの置き換えに際していろいろとSpecから検討していましたが、 私自身の最大のポイントは、「写真編集がしやすいSpecのPCが欲しい」でした。 写真編集がしやすい = Lightroomでの写真編集が効率的に行える、ということになります。
何とも単純な要求ですが、一番ネックとなるのがディスプレイです。 以前から、現像に使用するディスプレイの重要性はわかってはいたものの、 他の機材の誘惑もあり、なかなかディスプレイにお金かけることができていませんでした。 また、Lightroomの使い心地(レスポンス)はCPUのスペックとメモリの容量を気にしていれば何となく机上で解が出るのですが、ディスプレイはそうはいかない。 何億色対応!RGBカバー率が何%!と言われてもイマイチピンとこない。
あと、ディスプレイは本気で考えようとするとかなり高い買い物です。 みんな大好きEIZOモニタなんてのは、パソコン買えるくらいの価格だったりしますので、 かなりの予算Upが必要になってきます。 そんなこんないろいろと考えているうちに、「iMACってディスプレイ売りにしてるな」という発想から、 iMACが視野に入ってきました。 実際に量販店で触ってみて、確かにディスプレイは奇麗だなと実感。 MAC OS素人ですが、一度も触ったことがないのも気持ち悪いので、 MAC買ってみようかなと購入を決意しました。
iMACの選択肢
iMACは21.5インチと27インチがありますが、Spec的にも27インチを選択しました。 27インチの中でも、3種類の選択肢があります。
左から、梅、竹、松ですね。 いろいろ検討したところ、下記のSpecで決断。
使用用途を考えると、動画の編集はしないので、松竹梅の梅モデルで十分だと判断。
iMAC 27インチ梅モデルから変更した点
Fusion DriveをSSDへ変更
Fusion Driveについてはネット上を見ても賛否両論あるようでしたが、 私はすでにSSDからHDDに戻れない身体になってしまっているため、SSD 512GBへ変更しています。 写真は自宅のNASへ保管しているため、マシン自体に大容量は必要ないので512GBで十分です。
Magic Mouse 2 を Magic Trackpad 2 へ変更
これまで使用したことのないTrackpadなので不安はありましたが、 MACはとにかくTrackpadが便利、ということでMouseをTrackpadに変更しました。 もしTrackpadが使えなかったら、最悪持ってるBluetooth Mouse使えばいいかとも思い、 Trackpadのみの構成にしています。
キーボードをUSキーボードに変更
これは悩んだんですが、 JISよりUSキーボードのほうが効率がいい!という情報につられ、変更しています。
その他
メモリはあとで自分で増設することを前提に、購入時はカスタムしませんでした。 買ったメモリはコレ。
Crucial 32GB Kit (2 x 16GB) DDR4-2666 SODIMM CT2K16G48FD8266
MAC到着後、自分で増設しましたが、特に問題なく動いています。
iMACはコスパが悪い?
iMACは高い!自作で組んだほうが安い!という記事をよく見ます。 なので、私も購入の際に、iMACはほんとにコスパ悪いのか?という点にフォーカスして考えてみました。 iMAC 27インチで購入を検討していたSPECを自作で組んだらどうなるか?という点で考えています。 結果は下記。
種別 | iMAC | 自作PC | 価格 |
---|---|---|---|
ディスプレイ | Retina 5Kディスプレイ | ProLite XB2779QQS XB2779QQS-S1 [27インチ マーベルブラック] | 88,880 |
ケース | - | MasterBox Q500L MCB-Q500L-KANN-S00 | 6,384 |
電源 | - | NeoECO Gold NE750G | 9,551 |
プロセッサ | 3.0GHz 6コア Intel Core i5(i5-8500) | Core i5 8500 BOX | 23,314 |
メモリ | 8GB(4GB x 2)2,666MHz DDR4メモリ | D4U2666PS-8GC19 [DDR4 PC4-21300 8GB] 4枚 | 13,112 |
ストレージ | 500GB SSD Drive | SSD 660p SSDPEKNW512G8X1 M.2 (Type2280) | 7,280 |
グラフィックス | Radeon Pro 570X(4GB GDDR5メモリ搭載) | Radeon RX 570 ARMOR 8G [PCIExp 8GB] | 14,980 |
マザーボード | - | TUF H370-PRO GAMING | 11,300 |
カメラ | FaceTime HDカメラ | - | - |
オーディオ | ステレオスピーカー | NX-B55 | 9,778 |
入力 | Magic Keyboard | Wireless Solar Keyboard K750r [ブラック] | 7,516 |
入力 | Magic Trackpad 2 | MX MASTER 2S Wireless Mouse | 8,312 |
ワイヤレス | Bluetooth 4.2ワイヤレステクノロジー | USB-BT40LE | 1,147 |
オペレーティングシステム | macOS | Windows10 HOME | 16,417 |
価格(税込) | 260,480 | - | 217,971 |
PCパーツは、2019年12月の時点で、 Amazonやソフマップ、TSUKUMOなど入手性が良いお店での最安値で想定しています。 また、PCのパーツ選択は、iMACとできるだけ同スペックのものを選定しています。
iMACは税込み¥260,480に、メモリ(¥16,100)を買い足しているので、総額は¥276,580となりました。 自作で組んだPCは¥217,971という結果に。 差額は¥58,609になります。
ただ、自作PCで組んだ場合に使用するモニタに関してですが、 iMACでサポートしている5k対応のモニタは、 価格.comで調べた結果1機種(ProLite XB2779QQS XB2779QQS-S1)しか選択肢がありません。
一応、iMACと同じスペックのもの前提で考察しているため、 上記のリストではこの機種を購入する前提に組んだ場合の想定を入れていますが、 正直モニタにこだわりたいのなら、これを機にEIZOさんのモニタを導入したいところ・・・ EIZOさんに5k対応モニタはないので、そこは4kとするとしても、 カラマネ対応4kモニタなんかにしようとすると、 上記の価格から一気に+¥100,000相当の上乗せする覚悟が必要になります。
今回のPC購入については、まずMACレベルのディスプレイを手に入れることを目的としたと考えると、 自作PCとの比較でも、コスパはあまり変わらないかなぁ、と思いました。
MACを購入してみて
まだあまり触れていませんが、使用感には概ね満足しています。 ただ、キーボードをUS仕様にしてしまったのは正直後悔してます・・・ 仕事で使うPCはJISキーボードなので、なかなかJISキーボードのクセは抜けません・・・ あと数か月使用してUSキーボードに慣れなかったら、JISキーボードの購入を検討しています。
まだまだ知らないMAC OSの仕様について、日々勉強しながら使っているという状態ですが、 今後も使用感などレポートできたらと思います。
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